不動産売却や相続に関する相談窓口はどこ?気になる費用も解説

2022-11-27

不動産売却や相続に関する相談窓口はどこ?気になる費用も解説

この記事のハイライト
●相続に関してのトラブルがあるときは弁護士、ないときは司法書士に相談する
●不動産売却に関する相談は不動産会社が総合的な窓口となる
●無料で不動産会社に相談し、必要に応じて他の専門家を紹介してもらうのが効率的

「不動産を相続したけれど、誰になにを相談すれば良いかわからない」や「不動産売却をしたいけれど、まずはなにをすれば良いのだろう」など、お悩みの方は多いようです。
不動産売却や相続に関しては難しい法律などが多く関わってくるため、必要に応じて専門家に相談することが重要です。
ここでは、相続に関する相談先や、不動産売却全般に関する相談窓口、また、それぞれの相談にかかる費用についてご説明いたします。
三重県津市や松阪市、鈴鹿市で不動産売却をご検討中の方はぜひご参考にしてください。

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不動産売却に関する相続についての相談先は

不動産売却に関する相続についての相談先は

相続財産に不動産が含まれていた場合、複雑な問題が発生することが多いです。
高額な不動産でも複数人で公平に分割するのは難しいため、スムーズな相続ができず、悩みが出ることもあるでしょう。
ここでは、相続に関する相談先をご紹介いたします。

相続に関するトラブルがある場合は「弁護士」に相談

相続に関するトラブルが発生している場合は、弁護士に相談すると良いでしょう。
弁護士は法律の専門家であるため、法的根拠に基づいた解決策を提案してくれます。
相続した不動産の売却に関しては相続人全員の合意が必要なため、どうしても意見がまとまらないときは弁護士に相談すると良いでしょう。
相続人同士では合意できなかったことも、弁護士からの意見があればまとまることが期待できます。

相続に関するトラブルがない場合は「司法書士」に相談

相続や不動産売却に関して相続人全員が合意しており、大きなトラブルがない場合は司法書士に相談しましょう。
相続した不動産を売却するためには、亡くなった被相続人から相続人に「相続登記」をする必要があります。
司法書士は登記の専門家であるため、相続登記だけでなくその他の登記に関するさまざまな相談にも乗ってくれるでしょう。

相続した不動産の価値を知りたい場合は「不動産会社」に相談

相続した、もしくはこれから相続する不動産の価値を知ることは、財産分割の第一歩として重要です。
不動産会社に相談して査定を依頼すれば、現在の不動産の価値を知ることができるでしょう。
相続ではプラスの財産だけでなく、借入金などのマイナスの財産もすべて受け継ぐことになります。
そのため、相続した不動産の価値は、相続放棄するかどうかを決める指標となります。
もしマイナスの財産のほうが大きく、相続放棄する場合は死亡を知ってから3か月以内に家庭裁判所に申述するという期間が定められています。
早めに不動産の価値を把握しておくことで、その後の相続に関する手続きがスムーズに進むでしょう。

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不動産売却に関する相続以外の相談窓口は

不動産売却に関する相続以外の相談窓口は

ここでは直接相続に関わらない不動産売却に関する相談窓口を、お悩みの内容別にご紹介いたします。

不動産売却の税金に関する相談は「税理士」に

相続や不動産売却に際して、複数の税金を支払うことになります。
相続税の他に、印紙税、登録免許税などがその一例です。
なかでも不動産売却で得た利益に対して課される譲渡所得税は、計算が難しく、確定申告が必要となるケースも多いです。
このような税金に関する悩みは税理士に相談すると良いでしょう。
不動産売却に関連して利用できる控除もあるため、節税に関するアドバイスも受けられるかもしれません。

不動産売却前の境界確定などに関する相談は「土地家屋調査士」に

境界が確定していない土地は売却しにくく、もし売却できたとしても後からトラブルに発展することが多いです。
もし隣地との境界が確定していない場合、土地家屋調査士に相談し、測量を依頼すると良いでしょう。
境界を確定させた測量図を作成してもらうことで、安心して売却することができます。

不動産売却に関連する登記や権利についての相談は「司法書士」に

相続した不動産を売却するためには、相続登記の他に、抵当権抹消登記、所有権移転登記、住所変更登記などが必要です。
このような登記は自分でおこなうこともできますが、間違いがないように、慎重に手続きする必要があります。
専門知識がなければ難しい内容も多いため、司法書士に相談して依頼する方が多いです。

不動産売却全般に関する相談窓口は「不動産会社」

不動産売却に関する悩みが具体的にわかっていて、他の悩みがないのであれば、直接その専門家のところに相談すると良いでしょう。
しかし実際は複数の悩みが複雑に絡んでおり、「まずはなにから相談すれば良いのかわからない」ということも多いです。
そのようなときは、不動産会社が総合的な相談窓口となります。
まずは不動産会社に相談して不動産を査定し、売却の流れについて知ることで解消する悩みも多いでしょう。
また、不動産会社から必要に応じて弁護士、税理士、司法書士、土地家屋調査士など、信頼できる専門家を紹介することも可能です。

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不動産売却に関する相談にかかる費用

不動産売却に関する相談にかかる費用

ここでは、各専門家に相談を依頼した際にかかる費用の目安をご紹介いたします。
なお、ここでご紹介するのは相談に対する費用のため、なにか依頼した場合は別料金が請求されることになります。

弁護士への相談にかかる費用の目安

弁護士への相談料は他の専門家と比較しても高く、1時間1万円程度が相場となります。
そのため、とくに大きなトラブルがない限りは他の専門家に相談する方が多いです。
自治体などが無料で弁護士への相談会を開催していることもあるため、機会があれば参加してみると良いでしょう。
ただし、無料相談会では同じ内容の相談を反復しておこなうことはできず、時間制限もあることが多いため、込み入った話はできないかもしれません。

司法書士への相談にかかる費用

司法書士への相談は、1時間5,000円ほどに設定されていることが多いです。
司法書士に登記を依頼した場合は、不動産1件あたり3万円から5万円ほどの報酬を支払うのが一般的です。
不動産の価格や事務所によって報酬額は異なります。

税理士への相談にかかる費用

税理士への相談は1時間5,000円ほどが一般的です。
確定申告前にあたる1月や2月上旬はとくに税理士への無料相談会が開催されていることも多いです。
不動産売却後の確定申告について不安がある場合は活用してみると良いでしょう。

土地家屋調査士への相談にかかる費用

土地家屋調査士への相談にかかる費用は事務所によって異なり、無料のところや1時間3,000円程度の相談料がかかるところがあります。
最初の問い合わせの際に、相談に費用がかかるかどうかを確認しておくようにしましょう。

不動産会社への相談にかかる費用

不動産会社への相談は一般的に無料です。
また、所有する不動産の価値を知るための査定も無料で受けられるため、気軽に依頼することができます。
売却が完了するまでに必要なことだけでなく、相続した不動産に関する相談や、住宅ローン返済に関する悩みなど、不動産に関する幅広い相談が可能です。
まずは不動産会社に無料で相談したうえで、他の専門家にポイントを絞って相談すれば無駄がありません。

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まとめ

不動産売却に関する相続についての相談先や、相続以外の相談窓口、また、それぞれの相談費用についてご説明しました。
かかる費用や手間を考慮すると、まずは不動産会社に相談してから必要に応じて他の専門家を紹介してもらうのが効率的です。
「株式会社LIFE DOOR」では、三重県津市を中心に松阪市や鈴鹿市にある不動産に関するご相談を受け付けております。
弊社ホームページからは無料査定のご依頼も24時間承っておりますので、お気軽にご連絡ください。

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