不動産が売れない原因とは?改善策やポイントを紹介

2023-02-19

不動産が売れない原因とは?改善策やポイントを紹介

この記事のハイライト
●不動産が売れない原因は物件によって異なる
●不動産が売れないときは、価格の見直しや問題点の解消といった改善策を試すのがポイント
●仲介による売却以外にも、相続放棄や不動産会社の買取などによって手放す方法がある

不動産売却では、最低でも2か月~3か月の期間がかかります。
ただしこれは、買主がスムーズに見つかった場合に要する期間です。
そのため実際の売却活動では、売れない期間が長引くことも珍しくありません。
今回は不動産が売れない原因にはどのようなものがあるのか、改善策とともにご紹介します。
三重県津市を中心に松阪市、鈴鹿市で不動産売却をご希望の方は、ぜひチェックしてみてください。

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不動産が売れない原因はどのようなものがある?

不動産が売れない原因はどのようなものがある?

不動産が売れないときは、おもに以下の原因が考えられます。

  • 売り出し価格が適切でない
  • 物件に何らかの問題がある
  • 販売方法が適切でない

また、売りたい物件の種別によっても売れない原因は異なります。
そこで建物・土地について、それぞれどのような原因が考えられるのかをご紹介します。

建物が売れない原因

建物自体に問題があると、売れない原因となります。
たとえば内装や設備に汚損・故障があったり、築古の建物だったりすると、売却活動が長引く傾向にあります。
また、築年数や建物の状態に対して値段が高すぎるときも買い手は見つかりにくいです。
そしてマンションの場合、共用部分の状態にも注意してください。
エントランスや廊下の清掃が行き届いていない、ゴミ置き場が荒れているといった要素があると、買い手に与える印象は悪くなってしまいます。

土地が売れない原因

土地が売れない大きな原因には、エリア自体の需要が挙げられます。
そもそも土地が余っているような地域では、買い手も見つかりにくいでしょう。
そして土地そのものに問題があるときは、不整形地や接道状況が悪いケースが考えられます。
たとえは旗竿地や細長い土地、三角形の土地など、効率的な活用が難しい土地はなかなか売れない傾向にあります。
また都市計画区域内で建物を建てるためには、接道義務を満たしていなければなりません。
すると道路に面していない、十分な幅員や間口を確保できていない土地も、買い手は見つかりにくいでしょう。

そのほかの原因

土地や建物、売り出し価格に問題がなくても、不動産がなかなか売れないことがあります。
不動産の売買が活発になるシーズンは限られているため、閑散期には買主も見つかりにくいでしょう。
そのため新年度を控える春(1月~3月)や、引っ越しを伴う転勤が多い秋(9月~10月)を過ぎると、売却活動も長引いてしまいます。
またエリアや物件の種類によっても、売れやすいシーズンは異なるため注意が必要です。

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不動産が売れないときの改善策

不動産が売れないときの改善策

不動産が売れないときは、原因に応じた改善策が有効です。
複数の要因が絡むこともあるため、不動産会社と相談しながら以下の改善策を試してみてはいかがでしょうか。

価格の見直し

通常、売却活動を始めると2週間~3週間程度で内覧希望などの反響が見られるようになります。
しかし内覧予約がまったく入らないなら、売り出し価格が高過ぎることが考えられるでしょう。
そこで周辺の価格相場なども参考にしながら、値下げを検討してみてください。
ただし注意点として、値下げを繰り返すとますます売れにくくなってしまいます。
購入を検討している方は更なる値下げを期待し、購入に進まなくなるためです。
そのため値下げのタイミングや頻度は、適正価格に見直す必要があるときに限りおこなうようにしましょう。

物件の問題を解消する

売買契約が成立するまでの内覧回数は、平均すると10回前後と言われています。
しかしそれ以上に内覧を重ねても成約に至らないときは、物件自体に問題があるのかもしれません。
たとえば室内の汚損がひどい、設備が故障しているなど物件の状態が悪いと、購入希望者にマイナスの影響を与えてしまうでしょう。
そこで売却活動の前には、室内の清掃や荷物の整理を徹底しましょう。
汚れの程度によっては、専門業者のハウスクリーニングに依頼するのがおすすめです。
とくに水回りの汚れは個人では落としきれないものもあるため、ハウスクリーニングが効果的です。
リフォームの注意点
不具合や欠陥の程度によっては、リフォームしなければ解消できないこともあるでしょう。
しかし売主側では、リフォームを実施する必要がないことが多いです。
自身でリフォームする前提で中古物件を探している方も多いため、多少の不具合であればそのままの状態で売却できます。
そのため売主側でリフォームを済ますよりも、リフォーム費用分だけ値下げに応じるほうが、買主が見つかりやすくなるかもしれません。
売却前にリフォームする場合も、壁紙の貼り替えや壊れた設備の修理などに留めておくのがおすすめです。

売却時期を見直す

不動産取引の閑散期は、どのような改善策を試しても買主が見つからない可能性があります。
そこで物件を売り出すタイミングを、1月~3月や9月~10月に変更してみましょう。
ハウスクリーニングなどを実施するなら12月や8月までに済ませておけば、取引が活発なシーズンに間に合わせられます。

土地の問題点を解決する

土地が売れない原因のなかには、売主側でおこなえる改善策があります。
なかなか土地が売れないときは、以下の問題点を解消すると良いでしょう。

  • 境界を確定する
  • 越境を解消する(屋根、塀、植栽が隣地との境界をまたいでいないかを確認する)
  • 地中に埋設物がないかどうかを確認する
  • 土壌が汚染されていないかどうかを確認する

土地を売却する際は、隣地との境界を確定する必要があります。
境界が確定するにともなって、越境が発覚する可能性もあるでしょう。
そこで隣地の所有者にも協力してもらいながら、土地の問題点を解決するのがポイントです。
さらに地質調査や地歴調査により、埋設物・土壌汚染の有無も確認できます。

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不動産が売れないときのポイント

不動産が売れないときのポイント

不動産が売れないときは、通常の売却以外にも手放す方法があります。
どのような方法があるのか、気を付けたいポイントとともに確認していきましょう。

相続放棄する

相続により取得した不動産なら、相続放棄する方法があります。
相続放棄すれば固定資産税などの税金もかかりません。
ただし相続放棄するためには、ほかの財産(現金など)もすべて放棄しなければなりません。
また、物件自体の管理義務は残るのも注意したいポイントです。

自治体へ寄附する

売れない土地や建物は、自治体へ寄附できる場合があります。
寄附なので売却金は得られませんが、固定資産税や維持管理などの負担を避けられます。
しかし寄附するためには、自治体にとって何らかの目的に活用できる物件であることが条件です。
どのような不動産でも寄附を受け入れてもらえるわけではないので注意してください。

不動産会社の買取を検討する

仲介では売れない物件でも、不動産会社の買取により売却できることがあります。
不動産会社が買主となるため、売却活動は不要です。
そのため不動産が売れないときだけでなく、売却活動に時間がかけられない方にもおすすめの方法です。

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まとめ

不動産が売れないときに知っておきたい、原因や改善策をご紹介しました。
原因によっては売主側で改善できるものもあるため、不動産会社と相談しながら対策を進めると良いでしょう。
私たち「株式会社LIFE DOOR」では、三重県津市を中心に松阪市、鈴鹿市で価格査定のご依頼を受け付けております。
不動産が売れないためにお困りの方も、お気軽にご相談ください。

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