不動産売却の査定方法は2種類ある!違いや査定依頼のポイントとは?

2023-04-04

不動産売却の査定方法は2種類ある!違いや査定依頼のポイントとは?

この記事のハイライト
●机上査定と訪問査定のおもな違いは、現地調査の有無や査定結果の精度にある
●「レインズ・マーケット・インフォメーション」などを利用すれば、自分でも取引相場を調べられる
●不動産会社の価格査定は無料で依頼できる

不動産売却が成功するかどうかは、売り出し価格に大きく影響されます。
このときの売り出し価格は、不動産会社の査定結果に基づいて決めるのが一般的です。
そこで不動産売却をするなら知っておきたい、価格査定とはどのようなものなのかをご紹介します。
三重県津市を中心に松阪市、鈴鹿市で不動産売却をご希望の方は、ぜひチェックしてみてください。

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不動産売却で知っておきたい査定の違い

不動産売却で知っておきたい査定の違い

不動産がいくらくらいで売れるかを調べるためには、不動産会社に価格査定を依頼します。
査定方法には机上査定と訪問査定の2種類があるため、目的に合わせて選ぶと良いでしょう。
それぞれの特徴や、査定方法の違いは次のとおりです。

机上査定(簡易査定)とは?

机上査定は、大まかな査定額を知りたいときにおすすめの方法です。
間取りや築年数、周辺の取引相場、用途地域といったデータをもとに査定額を算出します。
現地訪問が不要なので、早ければ当日もしくは翌日には結果が判明します。
不動産売却するかどうかを検討するため目安の査定額を知りたいときは、机上査定を選択すると良いでしょう。
また遠方にある物件など、査定時の立ち会いが難しいときにも机上査定がおすすめです。
マンションのように類似物件の多い不動産なら、机上査定でもある程度精度の高い結果が得られます。

訪問査定(詳細査定)とは?

訪問査定とは、実際に物件を訪問したうえで詳細な査定結果を出す方法のことです。
室内の状態や日当たり、周辺環境など、データだけでは判断できない要素も査定結果に反映されます。
そのため一戸建てのように、物件ごとに条件が異なる不動産の査定に向いている方法です。
ただし訪問査定では、結果が出るまでに数日?1週間ほどかかります。
また、査定の際は立ち会うか事前に鍵を預けておく必要があり、手間がかかる点に注意してください。
そこで不動産売却することが確定している場合や、時間がかかってもより正確な査定を受けたい場合に、訪問査定を選ぶと良いでしょう。
訪問査定時のポイント
訪問査定では、建物の状態について細かくチェックされます。
そこで少しでも良い状態にするため、以下の準備を進めるのがポイントです。

  • 室内の整理整頓
  • 建物の仕様・設備に関する資料の用意
  • 過去の修繕履歴に関する資料の用意

物件を取得したときの売買契約書や図面などがあると、精度の高い査定結果が得られます。
必要書類は不動産会社によって異なるので、査定依頼時に確認するのがおすすめです。

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不動産売却で査定を依頼する前に相場を調べる方法

不動産売却で査定を依頼する前に相場を調べる方法

不動産売却の際は、自分でも取引相場を知ることが重要です。
実際の売り出し価格は、査定結果と取引相場を参考にして決定するためです。
そこで相場を調べる方法や、ポイントについて確認していきましょう。

レインズ・マーケット・インフォメーション

現在売り出し中の物件情報は、「レインズ」に掲載されています。
しかし「レインズ」は不動産会社専用のシステムなので、一般の方は閲覧できません。
そこで「レインズ・マーケット・インフォメーション」を利用すれば、「レインズ」の情報に基づいた取引情報を調べられます。
建物の種別やエリア、間取り、築年数などの条件から、直近1年間の取引情報を検索したいときにおすすめです。

土地総合情報システム

国土交通省が運営する「土地総合情報システム」では、以下の地価公示や都道府県地価調査の価格を調べられます。

  • 地価公示:毎年1月1日時点における、標準地の価格
  • 都道府県地価調査:毎年7月1日時点における、基準値の標準価格

また不動産取引情報検索により、実際におこなわれた取引価格も調べられます。
「レインズ・マーケット・インフォメーション」では調べられない、土地や農地の価格を知りたいときにおすすめです。

よく似た物件と比較する

相場を把握したいときは、周辺エリアにあるよく似た物件と比較するのもおすすめです。
中古住宅の場合、成約価格は築年数に大きく影響されます。
そのため築年数の近いものがあれば、売り出し価格の参考になるでしょう。

周辺環境を確認する

不動産売却では、物件だけでなく周辺環境も重要なポイントです。
たとえば交通アクセスなど、利便性の良い物件は買主も見つかりやすいです。
駅近に位置する物件や、スーパーマーケット、コンビニエンスストアなどの商業施設が充実していれば、買主へのアピール材料になるでしょう。
駅から遠い場合、利便性の面においては不利になりやすいです。
しかし静かで落ち着いた環境を求める方なら、駅から多少遠くなっても問題ないと考えるでしょう。
また、路線バスなど代替となる交通手段が充実しているかどうかや、マイカーで暮らしやすい環境であるかどうかも、購入判断に大きな影響を与えます。
このほか学校や病院、公共施設など、暮らしに欠かせない施設の有無も、物件の魅力につながるポイントです。

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不動産売却で査定依頼するときのポイント

不動産売却で査定依頼するときのポイント

不動産売却を成功させるためには、査定依頼の段階で知っておきたいポイントがあります。
有利な条件で売却できる可能性が高まるため、次のポイントを確認しておきましょう。

必要書類を確認する

不動産売却では、さまざまな書類が必要となります。
買主へ引き渡さなければならないものもあるため、価格査定を依頼する前に以下の書類がそろっているかを確認すると良いでしょう。

  • 一戸建ての場合
  • 土地の実測図
  • 土地の境界が確認できる資料
  • 越境の覚書(ある場合)
  • 建物の設計図書(確認申請図または竣工図等の建物図面)
  • 建築確認申請書および建築確認済証
  • 検査済証

マンションの場合

  • 分譲時のパンフレット
  • 管理規約
  • 使用細則

書類がない場合は、その旨を不動産会社に伝えておきましょう。
また上記以外の書類が必要になることもあるため、価格査定の依頼に不動産会社までご確認ください。

同じ不動産会社に購入も依頼する

住み替えをともなう不動産売却は、スケジュール管理が重要なポイントとなります。
売却と購入のタイミングを合わせられれば、二重ローンや仮住まいの家賃負担を避けられるでしょう。
そこで不動産売却を依頼する不動産会社に、購入の仲介も依頼するのがおすすめです。
同じ不動産会社に依頼すれば、スケジュール調整がしやすく手続きを効率良く進められます。
さらにホームページなどで情報を公開する前の、掘り出し物件を紹介してもらえる可能性も高まるでしょう。

悩みがあれば伝えておく

価格査定にあたって悩みがあれば、依頼時に伝えておくのがおすすめです。
不動産売却する理由によっては、他人に知られずに進めたいこともあるのではないでしょうか。
たとえば近所に知られずに不動産売却したいなら、その旨を伝えておけば、物件訪問の際は不動産会社の社員だとわからないようにするなどの配慮を受けられます。

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まとめ

不動産売却をするなら知っておきたい、価格査定の違いや依頼時のポイントをご紹介しました。
不動産売却を有利に進めるためにも、価格査定の段階からしっかりと準備を進めていきましょう。
私たち「株式会社LIFE DOOR」では、三重県津市を中心に松阪市、鈴鹿市で価格査定のご依頼を承っております。
不動産がいくらで売れるのか知りたい方はもちろんのこと、売却活動の流れについてお困りの方もお気軽にご相談ください。

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